自慢話 現代農業 of 湯崎栗園

生産者ならではの素朴で手軽な調理法をご紹介！

最近の若い方は『栗は皮を剥くのが大変だし、メニューも栗ご飯ぐらいでなんだか面倒』とおっしゃる方が少なくないようですね。これはとても残念なことです。栗の鬼皮（外皮）は、熱湯に10分ほど浸けておくと柔らかくなってずいぶんと剥きやすくなります。そして面倒な渋皮剥きはせずに、そのまま食べてしまいましょう！
渋皮煮は身体に良いと言われるタンニンがたっぷり含まれています。
『栗の渋皮煮』と言って、渋皮を付けたままの栗を甘く煮たものは、日本各地で古くから伝えられています。

揚げれば簡単！手軽に美味しく頂けます

『時間を掛けて煮るのは面倒！』とおっしゃる方にもおすすめの方法。それは栗の素揚げです。渋皮のついたままの栗をそのまま160℃程度の油の中にポン！数分で出来上がります。油に入れる前に電子レンジで1～2分加熱しておくと、揚げ時間の短縮になって便利です。
鬼皮さえ剥いてしまえば、電子レンジの加熱だけでも美味しく食べられますが、渋皮を食べるにはやはりカラっとあげないと食感が良くありません。
せっかく栄養豊富な渋皮ですから、是非是非揚げ栗にして一緒に召し上がってください。

揚げたての栗に軽く塩を振ると、男性陣のおつまみにも喜ばれます。
シナモンシュガーを掛ければ風味豊かなおやつ、デザートにも…。
是非一度お試しください。